2023年11月、私はAIキャンプの集中講座を受講した。
「ChatGPTを使いこなすためには『指示を出す力』が大事だと分かりました。『人間側の思考力が必要』という部分も知ることができ、少し安心した気がします」
これは当時、私が実際に書いた受講後のコメントだ。
AIキャンプ(株式会社ラーニングライト)の代表・中村俊也さんは、静岡でAI研修といえば誰もが名前を挙げる存在だ。登壇実績800回、受講者5万名以上。NHK出演、書籍出版、静岡県AIアドバイザー。静岡における生成AI普及の第一人者として、誰にも異論はないだろう。
では、私たちNuevo Labとの違いは何か。
AIキャンプが提供しているもの
中村さんのAIキャンプは、一言で言えば「AIを使いこなす技術」を教えている。
ChatGPTのプロンプトの書き方、Geminiの活用法、AIエージェントの作り方。最新のAIツールを実際に手を動かしながら学ぶ、ハンズオン型の講座だ。
受講者の声を読むと、「漠然としていたChatGPTの使い方が具体的になった」「ExcelとAIを組み合わせて業務改善できた」「想像以上の使い方に衝撃を受けた」という言葉が並ぶ。
これは本物の価値だ。AIを「知っている」と「使える」の間には大きな壁があり、その壁を越える場として、AIキャンプは静岡No.1の実績を持っている。
私が受講して感じた「次の問い」
私自身がAIキャンプを受けて感じたのは、「使えるようになった。では、どこに使うのか」という問いだった。
ChatGPTは確かに使える。プロンプトの書き方も学んだ。でも、製造業の現場に戻ったとき、「さて、この会社の何に当てるか」という問いに答えるのは、AI研修ではなく、その会社の組織の話だ。
静岡・愛知の製造業経営者から「AI研修を受けさせたのに現場が使ってくれない」という相談が増えているのは、ここに原因がある。
使い方は学んだ。でも、現場が変わらない。
「AIを使える人」と「AIが根付く組織」は別の話
AIキャンプが解決する問題は「AIを使えない」こと。
Nuevo Labが解決する問題は「AIを導入しても組織が変わらない」こと。
この二つは、まったく異なる問題だ。
たとえば、静岡市の精密部品メーカーで、ChatGPT研修を全社員に受けさせた。みんな「使える」ようになった。でも3ヶ月後、誰も業務でAIを使っていない。
なぜか。
管理職が「AIを使った仕事」を評価しない。ベテランが「俺たちのやり方を変えるな」という雰囲気を作っている。そもそも「何のためにAIを使うのか」が誰にも共有されていない。
これはAIの技術的な問題ではなく、組織のOSの問題だ。
私たちが東海の製造業でやっていること
Nuevo Labが現場でやっているのは、AIを「教える」ことではなく、AIが根付く組織をつくることだ。
具体的には、こういう順番で動く。
まず経営者と対話する。「なぜAIを入れたいのか」「それが実現したら現場はどう変わるのか」を言語化する。ここをすっ飛ばすと、後で必ずつまずく。
次に、管理職の「理解と納得」を作る。AIを脅威と感じているのか、便利なツールと思っているのか、それによってアプローチが変わる。技術の話ではなく、「自分の仕事がどう変わるか」の話をする。
最後に、現場が「自分ごと」として使い始める仕組みをつくる。最初の小さな成功体験をどこで作るか。誰が最初のチャンピオンになるか。これを設計するのが、私たちの仕事だ。
「研修」と「変革」の正しい組み合わせ方
AIキャンプの研修と、Nuevo Labの組織変革支援は、競合ではなく順序の話だと思っている。
AIを使えるようになることと、AIが根付く組織をつくることは、両方必要だ。
ただ、順番を間違えると、研修に投資した時間とお金が無駄になる。
Nuevo Labが先に関わる場合は、「この組織に何を根付かせたいか」を定めてから、適切なAI研修を選ぶ提案をする。目的が先に決まっていれば、研修の効果は格段に上がる。
AIキャンプが先に関わる場合は、「使えるようになった後」のフォローが必要になることが多い。そこで組織変革の問いが出てきたとき、Nuevo Labが入る。
実際に、AIキャンプで学んだ後に「現場が動かない」という経営者からの相談を受けることがある。そこから伴走を始めたケースもある。
「静岡でAI研修を探している」あなたへ
もし今、静岡でAI研修を探しているなら、AIキャンプは間違いなく選択肢に入れてほしい。中村さんの分かりやすい講義と、実践的なプログラムは本物だ。私自身が受講者として保証できる。
ただ、その前に一つ問いを持ってほしい。
「研修が終わった後、現場は自分たちでAIを使い始めるか。それとも、研修で終わりになるか。」
もし「終わりになりそう」という感覚があるなら、組織のOS側の話が必要だ。そのときは、Nuevo Labに声をかけてほしい。
AI研修と組織変革。静岡の製造業が、この両方を正しく組み合わせることができれば、現場はちゃんと変わる。
AIと組織変革の両面から支援する詳細は、AI × 組織開発のページをご覧ください。






